T型人間は、未来を想像しない、創造する

わたしたちは、支える力をより堅固にするために、広い知識と視野、深い知識と思考をあわせ持つ
『T型人間』を志して成長し続けます。
そんなわたしたちには、「今できること」から思い描いた未来像はありません。
絶えなく成長し、自らの力で自らの未来を創り続けます。

とは言え、心に仕事以外の空間がなければ、成長したり誠実であったりする余裕なんて持てません。
わたしたちにとって、仕事と生活はバランスを保つものではなく、一体不可分のものです。

SEとは?

【SEの仕事】

一言で言えば、ソフトウェア、つまりコンピュータなどの機械を動かすための命令や指示などを作る仕事です。
具体的には、「設計 → プログラミング → テスト」という流れで進めます。

《設計》
要件定義:何のために、どのようなシステムが必要なのかをお客様からお聞きします
      ↓
基本設計:何を使って、どうやってシステムを作るかを決めます
      ↓
概要設計:システムにどんな機能が必要か、その機能を実現するためにはどんなプログラムが必要かを決めます
      ↓
詳細設計:ひとつひとつのプログラムをどうやって作るかを決めます
      ↓
テスト設計:どんな手順でどんなテストをするのかを決めます

設計は大きな単位から小さな単位へと進めます。

《プログラミング》
設計が終わったら設計書という文書ができていますので、その通りにプログラムを作ります。
設計とテストの時間に比べたらプログラミングの時間は少なく、結構楽な作業です。

《テスト》
最後に、作ったプログラムがきちんと動くかテストします。
プログラムやシステムの作り間違いを「バグ」と言いますが、バグは必ずあります。バグを取り除く作業がテストです。設計と逆に小さい単位から大きい単位へと進めます。

【SEに必要なこと】

当社が主に携わっているシステムに関しては、理数系の知識は全く必要ありません。九九と加減乗除の計算ができれば十分です。
また、プログラミングなどの技術的なことは、新人研修がありますし、経験を積んで慣れれば誰にでもできるようになります。
本当に必要なものは、日本語の能力(特に、読解力と要約力)人間性です。

《日本語の能力(特に、読解力と要約力)》
設計はとても大事な作業です。お客さんとお話しする時に不適切な言葉を使ったり、お客さんの言うことが理解できなくて何回も同じことを聞いたりしてお客さんに不愉快な思いをさせたら、もう何も話してくれません。お客さんからどんなシステムがほしいかを聞き出せなかったら、そもそもシステムが作れません。
また、設計書は可能な限り正確で簡潔に分かりやすくないといけません。
日本語が拙くて何が書いてあるか分からない、誤解しやすい書き方をしている、といったことがあればバグに直結します。
また、システムは1人で作るものではなく、グループで作ります。リーダーはメンバーに適切な指示を分かりやすく伝えて、メンバーはリーダーの指示を正確に理解しないと仕事が進みません。
ですので、言われたことや聞いたことを正確に理解する、理解したことを正確に文章で表現して伝えるという日本語の能力がとても大切です。

《人間性》
「嘘をつかない」こと、「自分を甘やかさない」ことの2つだけです。
どれも人間として当り前のことと思われるかもしれません。ただ、人間は追い込まれると、普段なら絶対しない行動をとることがあります。
明日システムをお客さんに納品することになっているのに、夕方バグを見つけてしまった、今からやれば明日には間に合うけど、きっと明け方までかかる、何で自分だけ徹夜しないといけないんだ、今は黙っておいてそのうちこっそり直せばいいだろう。
残念なことに、こういう場合かなりの高確率ですぐにバグも、それを隠したこともバレます。仕事や会社はお互いの信頼で成り立っています。バグを隠すという嘘、徹夜したくないとかお客さんに見つからなければいいという甘え、 それらが「信頼を失う」という致命的な事態を招くことがあります。
また、技術的な知識だけでなく、担当するシステムによってビジネス上の基礎知識も必要になります。
恐らく、いつも自分に言い訳して自分を甘やかしているような人は、言い訳や理由を並べて勉強しないでしょう。でも、それができなければ、お客さんが本当に満足するシステムは作れませんし、信頼されることもないでしょう。

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